昨日5日の「医療心理師(仮称)国家資格法を実現する議員の会」・「臨床心理職の国家資格化を通じ国民の心のケアの充実を目指す議員懇談会」合同総会において「臨床心理士及び医療心理師法案要綱骨子(案)」が公表されました.
7月5日現在では平成18年度4月1日より法律施行となっており,臨床心理士と医療心理師という二つの国家資格が誕生する見込みであります.前者は修士レベル,後者は学士レベルとなっており,前者は「心理的な問題を有する者」が対象であり,医療に限らず教育,福祉,産業,その他の領域で心理的援助をおこなうことができ,後者は「傷病者」が対象で医療限定となっています.
これは臨床心理士の方が上位に位置づけられる資格と思っていいのでしょうか?
今春臨床心理士を取得した私は,経過措置はあるものの試験の一部を免除という措置であり,おそらく来春また臨床心理士を取得するために受験しなければならないでしょう.今春合格して交付料5万円を納めたのは何だったのだろうとつい不足に思ってしまいます.
もう私の人生で試験はないだろうと思っていたのに,また大きな試験がありそうです.楽な人生は送らせてもらえないものだなとつくづく思います.
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