12月2日のことです.長兄から電話があり,彼の叔父―つまり父の友人が土曜の晩に倒れて入院し,あと2~3日がヤマとの報告を受けました.
先月,
長兄の結婚式で会いましたし,大祭にも来てくれて楽しそうに飲んで泊まっていったので,予想だにしなかったことでかなり驚きました.その段階では入院先もまだわからず,私は祖父の世話で留守番していたのですが,どうにも落ち着かず,まずお願いづとめをさせていただきました.その後奥さんより連絡があり入院先がわかったので,出先から帰ってきた会長が支度をして病院に出かけました.私は祖父と留守番でした.
今教会には祖父がいるので会長はほとんどおたすけに出られません.長時間一人にしておくと火の元や転倒など危ないので私か次弟が休みのときに出かけています.この日が日曜だったことは幸運でした.
おじは脳幹出血で手術中とのことでしたが会長が着いたときにはICUにいたためおさづけを取次がせてもらうことはできたようです.ただ意識不明とのことでした.
それから朝夕のお願いづとめをしましたが意識は戻りませんでした.3日は会長しかいなかったためおさづけにいけなかったのですが,4日は隣りのおばさんが「おじいちゃん見てあげるから行っといで」と言ってくれて会長はおさづけに行かせてもらったようです.とてもありがたいことでした.病院まで片道1時間半はかかるので誰かが家にいないとどうにも出かけられません.
6日より3日間,次弟が家にいるとのことで3日間のおさづけ通いを会長は定めさせていただきました.しかし,6日の午後3時過ぎに会長より連絡があり,容体が悪化し親族にも集まれるように連絡がいったとのことで,私も勤務中だったのですが,もう予約の患者さんがいなかったので,とにかく行っておさづけを取り次がせていただこうと思い,早退して病院に向かいました.他県なのですが意外と近く1時間かからずに到着しました.会長より先に着いたので,とりあえず先に私だけICUに入れてもらい,おさづけを取り次がせていただき,その後,会長も来ました.血圧が下がったので上げる強い薬を用いているということですぐにどうこうということではなく少し安心しましたが,まだまだ予断は許さない状況でした.おじの寝顔は父とよく似ていました.兄弟でも何でもないですが.
おじの三人娘も集まっていました.長女は23歳,次女は22歳で来春より証券会社への就職が決まっています.三女はまだ高三.大学受験勉強中です.小さい頃たまに教会に来ていたので少し話をしました.先月,甥の結婚を見届けほっとしたところもあるでしょうが,まだまだ娘を送り出す役目が残っているからなんとかたすかっていただかなくてはと思いました.すべて神様が見せてくださることだから,必ずたすけていただけるよと会長も言っていました.私もなんとかたすかってもらいたいと思い,勤務先の病院から1時間くらいで来れるので,会長が来られないときには,仕事終わってからおさづけに行かせていただくことを定めさせていただきました.
7日は会長がおさづけに行きました.まだ意識は戻りませんでした.その日の晩,私は友人の結婚式のためおぢばへと向かいました・・・.