今日は父の命日です.早いもので8年の月日が流れました.
今日も残業で遅いことが分かっていたので,出勤前にお墓参りに寄りました.
ふとネットで父の名前を検索してみました.
googleで検索すると「もしかして: ○井○○」とまず父の名と一字違いの人がもしかして検索で表示されます.それはいいとして,その後父の名で実際の父のことを表すページが2件ありました.そのうちの1件が8年前当時の教区の広報でした.読んでみると「お出直し」の欄に父のことが書いてありました.私にとっての周知の事実,わざわざ確認するまでもないことですが,その年齢を見て改めて若いなぁ・・・と思いました.記載されている人は皆70代,80代.父は本当に若かった.今生きてればもう58歳かぁと.そして自分の年齢を思うと,あとたったの18年で父の出直した年齢になります.長男が18歳,やはり短い,そう思いました.
もちろん人の人生はどれだけ生きたかではなく,いかに生きたかに価値があると私は考えていますが,それでもできれば長くこの身体をお借りして生きたいと思います.父は「太く短く」派だったようなので欲のない人だったなぁとも思います.でもせめて長男を抱いてもらいたかった!という思いはあります.
長男が祖母である会長をやたらと好きで声を出して喜んで笑うので,会長は「お父さんの生まれ変わりだ」と言って喜んでいます.神のみぞ知る領域ですが,親が子となり,子が親となりと言われるように,長男を父の魂を持って生まれた子と思って育てさせていただくのがいいのでしょう.時折,長男に「お父さん」と話しかけてみてますが,特に変わった反応はありません(そりゃそうだ).父の遺影を渡すとじーっと見ますが,何か思っているのでしょうか?
これから長男に父の面影を見ることがあるかもしれません.たいていはそれは母より聞かされるのだとは思いますが,それを聞くのはきっと懐かしく楽しいものでしょう.きっとそれは御霊の父にとっても楽しみなことだと思います.
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