何か聞き覚えがあるなと思ってよくよく考えてみますと,なんと昨年と同じうたなのです.これにはびっくりしました.何十枚もある中で再び同じものをひくとはとても偶然とは思えません.よほど私にとって大切なことなのでしょう.親神様からありがたいメッセージをいただいた気がします.昨年私は「どんな人と出会っても,皆元のいんねんをもって生まれた親神様の子どもなわけですから,陽気ぐらしに結びつくよう私自身の心を遣わせていただくように」と解釈しました.別の意味で捉えると「自分の前に現れる人は皆自分と縁のある人なのだから,その人たちが明るく陽気にくらせるよう自分の力を惜しまず遣わせていただきなさい」ということ気もします.それが自分自身の人生がよいものになっていくことにつながるのでしょう.今年はそのことを心していきたいと思います.どのよふなところの人がでゝきても みないんねんのものであるから(4号 54)
を引きました.ちょうど38度の熱がありながらおつとめに直会にとつとめてくれたあいこです.昨年も長男の妊娠・出産にあたって身上をいただいております.受け取る側の心次第ですが,身上を通して育てられることも事実,身上に対しての心構えを教えてくれているように思います.人それぞれ境遇や特性が違うように,皆親神様から与えられる役目も違います.神の用向きに使いたい人材を神様はあの手この手を使ってお手引きくださいます.その最たるものが身上や事情であり,見せていただいたものに含まれる親神様の思いを思案させていただくことによって,さらに神様が使いやすい人材へと成人していくことができるわけです.神様が使いやすい人材とは人が使いやすい人材―素直な人,頼みやすい人,気を遣わせない人,などなどたくさんあると思いますが,要は低い心で通らせていただくということだと思います.夫婦は二つ一つですから,私もあいこもこのことを胸に抱いて日々過ごさせていただきたいと思います.なにゝてもやまいいたみハさらになし 神のせきこみてびきなるそや(2号 7)
を引きました.「この人間世界を始めた親神の教えに千に一つも間違いはないのだから,親神様を信じきって通るように」という神様の思いがあるのだと思いました.まずは分からずとも信じきることが大事だということを教えてくれているのでしょう.このよふをはじめた神のゆう事に せんに一つもちがう事なし(1号 43)
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Author:まお & あいこ
まお:お道を信仰するよふぼくであり,教会子弟です.現在は精神科で働いています.
あいこ:お道を信仰するよふぼくであり,まおと出逢って入信しました.現在は精神科で働いています.