24日の朝は元気だったのですが,午前中に保育園から熱発と連絡があり,あいこと相談して私が帰ることになりました.(あと40分ほどで半日有休で済んだのですが,保育園からの要請でやむを得ず,1日有休となりました.)帰りの車でじきに寝てしまい,帰宅後も寝て3時間ほど昼寝をしました.3:40に39.1℃あったので区切りのいい4時に坐薬を入れようと思い,4時に体温をもう1度測ると38.5℃でした.一応38.5℃から解熱剤の坐薬を使っているのですが,38.5℃ちょうどだからもう少し様子を見ようと思い,使いませんでした.その後,しばらく熱は測らず,おんぶしたり,静かに遊んだりしていました.
夕づとめのときに,神殿で走り回っていたので元気になったのかなと思っていたのですが,おつとめが終わってじきに自分からごろんと横になり,ボーっとしていたので「どうした?疲れたか」と声をかけると,足がピクピク震えているではありませんか.「けいれんしてる!」と私が叫び,すぐさま皆がかけより,私はすぐ救急車を手配し,会長がおさづけを取次ぎ,あいこらが長男の様子をみました.電話口で必要な情報を伝えましたが,初めてのことで皆あたふたです.やはり子育てをしているだけあって会長が一番落ち着いていたかもしれません.聞けば私と次弟がけいれんを起こしたことがあったそうです.とにかく心配で仕方ありませんでした.じきに一度おさまって泣いたのですが,救急車の中でまたけいれんを起こしていて長男も苦しそうだったので,本当にかわいそうでした.脳にダメージが残らないかとか,熱性けいれんではなく,別の原因からくるものだったらどうしようとか色々心配しました.こんなときこそ神様に凭れて案じないようにしなくてはと思いましたがやはり心配は消えませんでした.
救急室に運ばれ,医師の診察を受ける頃にはおさまっていましたが,大泣きです.医師にどのくらいの時間けいれんを起こしていて,どういう状態だったかということを細かに聞かれましたが,こちらは必死でそれどころではありませんでしたので何となくしか答えられませんでした.坐薬をちゃんと使っておけばよかったとそればかりが悔やまれました.おそらくは走り回って熱がぐんと上がってしまったのだと思います.
医師の説明では熱性けいれんの場合は数分でおさまるし,2度けいれんが起きることはあまりないので,脳が膨らんでいるとか髄膜炎とか別の病因がある可能性があるから,原因を特定するために採血や検尿,頭部CT,髄膜炎の検査などをすると言われ,その日は入院と言われました.さらに焦ったことは言うまでもありません.あいこと相談するまでもなく,一人心定めを誓い,大難小難であることを願いましたが,あいこも同じことを願っていたようです.教会では会長と次弟がお願いづとめをしてくれていました.
その甲斐あってか検査の結果はすべて良好で何も異常はなく,診断は熱性けいれんとのことでした.した.ただ再びけいれんが起こるとも限らないので,熱が下がるまで点滴を受けて入院との処遇でしたので付き添いであいこも入院です.何でもなく済ませていただいたことを親神様に深く感謝しました.
25日は私も仕事を休みました.ちょうどあいこが他科を受診予定だったので午前中は長男をみていないといけないですし,入院の手続きやら必要なものを持ち込んだりなど色々ありました.何しろ長男は一人になると大泣きなので常に誰かがついていないといけません.午後から個室から大部屋(6人)に移るともうベッドの上くらいしかスペースがないので,狭い場所でストレスの溜まった長男は機嫌が悪くて世話が大変でしてた.小児科なので他の子も多少は声をあげますが,長男の声の大きいこと,大きいこと.夜は他の方の迷惑になるので,あいこはプレイルームをあけてもらってそこで寝かしつけたようです.それでも重い病気にかかることを思えばそれくらいで済ませてもらったのですから結構なことでした.
熱がとりあえず下がったので,26日の午前中に無事退院となりましたが,ダイアップというけいれん予防の坐薬が処方され,37.5℃以上になったら使うようにとのことでした.昨日に1度,今日に1度熱が37.5℃になったので一度ずつ使いました.さらに今晩38.5℃になったので解熱剤の坐薬も使いました.こまめに熱を測らないと心配なので,なかなか安心させてもらえませんが,それだけ子どもに見せてでも親神様が私たち夫婦に求めること,成人してほしいことがあるのでしょうから,そのことをよく思案して夫婦で心を定めて通らせていただきたいと思います.