先日,団参バスの係員としておぢばに帰らせていただきました.車内での案内やお茶出し,会計,帰りの昼食の注文,お茶の用意などが主な役割です.それ以外は自由ですので,25日の午後からは原典研究会に出席させていただきました.数年ぶりに植田先生にお会いし,おやさまを篤く慕う方のお話を色々聞くことができとても充実した時間でした.
ある先生のご自身の体験でこんな話がありました.「元の理を毎日拝読すれば不思議な事が起こるよ」との話を聞いたことがあり,毎日読んでいたら,そのうちにすい臓ガンが見つかり,2.5㎝→5cmにとどんどん大きくなり,手術を受けても3%しかたすからないと言われたが,「私一人なら死んでも構わんが,私も小さな天理教の教会の教会長をしていていくつかの家族の運命を預かっている.私は死ぬわけにはいかん」と言って手術は受けずに,毎日,教典の元の理の拝読を続けていたところ,数年後にガンがきれいになくなっていたということです.今も拝読を続けているそうです.そして,ガンの再発もないそうです.ガンの身上者がおられると,他からも声がかかり,「何もせんでいいからただたすかった話をしてこい」と言われ,自分がたすかった話を聞かせて回っているとのことでした.
この話には元の理以外にも,我が身はどうなれども抱えている家族だけはなんとかたすかってもらいたいという誠の人をたすける心があってのことでしょうし,きっと先生ご自身たくさんこれまでおたすけもされて,伏せ込みもされて,さらには先人のご遺徳から云々・・・というたくさんの要素があってのご守護だと思いますので,元の理だけを取り上げてそれだけのお陰とすることはできませんが,たすかった種の一つではあるように思われたので,うちの教会の信者さんや知人にもガンの身上者がいますので,その先生なら真っ先に聞かせるだろうと思ったものですから,私もさっそく知人にメールをし,信者さんには帰ったらその話をさせていただきました.そして,私自身も元の理の話を毎日拝読させていただいています.
また,海外布教を長くされた先生のお話では,やはり海外の人(特に貧困な国の方)にはおさづけがよくきくとのことでした.もちろん根が切れるわけではないので,じきにぶり返すこともあるみたいですが,医療など他に頼るものがなく,素直におさづけを受けるその心に神様が働いてくださるのだろうと思いました.恵まれている今の日本の人は簡単には信じないですからね.
他にも色々な話があり,本当に時間があっという間に過ぎてしまいました.夕方,詰所に戻ってからは大教会布教部主催のよふぼく講習会があり,それに参加させていただき,おつとめについての講話を聞いて練り合いをしました.翌日はおやさまお出まし前に東回廊の回廊ひのしきんをさせていただき,おやさまをお迎えして朝づとめをつとめて解散しました.帰りのバスもバス係でしたが,無事済みました.
念願の原典研究会に参加できてよかったです.また機会あれば参加したいと思います.
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