昨日,「道の心理臨床家の集い 2009 in 天理」がおさやとやかた南右第2棟で行われました.

60名余の参加があり,詳しい正確な内訳を把握していませんが,臨床心理士が20名ほど,大学水準以上の教育歴を持つ方が20名ほど,学生が10数名,そして産業カウンセラーなど関連資格を持つ方が10名ほどという感じだったでしょうか.
時間は13~18時,布教部長の富松先生のご挨拶に始まり,続いて宮崎伸一郎先生の「天理教と心理臨床」というご講演,続いてパネルディスカッション,スモールグループでの交流会という内容でした.
これからのお道やおたすけには心理臨床の知見や技術を生かしていくことも必要と私は思いますので,今回おぢばでこうした集いが開かれた意義は大きいと思います.宮崎先生にとっても,長い間思い描いてこられたことだったようで,本当に嬉しそうにそのことを話す先生の笑顔が印象に残っています.講演ではご自身の歩まれてきた道を辿りながら,その中でよふぼくと心理臨床という別々のものが徐々につながっていき,今となってはよふぼくというアイデンティティの上に心理臨床が乗っかっているということがうかがえました.
今回の集いは7月の天理時報で1回広告が入りましたが,それ以外はほとんど口コミ・人づてですので,天理時報を読んでいなかったり,周囲にうまいこと会の存在を知っている人がいないと知れなかったと思いますし,都合で来られなかった方ももちろんいると思います.なので,臨床心理士資格者は今回は20名程度でしたが,実際はもっといるのだと思います.また,資格はないけれどもこれまでの学習を道専務で生かしておられる方,他の関連資格を取得してご活躍の方,学生としてこれから資格をとろうとしている方ももっとたくさんいるのでしょう.お互い立場は違えど,皆神様の道具衆として人だすけに役立てたいという思いは一緒だと思います.大事なのは神様の御用としてさせていただくという心だと思います.こうした横のつながりが今後もっと充実して,おぢばでの集いや研修会などに発展していくといいです.
余談ですが,終了後,一次会,二次会と行き,12時頃解散するかと思われましたが,ポツリとカラオケ行きたいですねと後輩が言ったもので,三次会に突入しまして,結局3時まではしゃいでしまいました.やはりおぢばでの人との出会いやつながりっていいなぁと感じました.私自身も色々な意味で本当に神様にいい機会をお与えいただいたと思います.
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