基礎講座の講師の先生のお話で面白いと思った話がいくつかありましたので,何回かに分けて記事にしたいと思います.私の中で一度咀嚼されていますので,先生のお話そのままではなく私なりの記述になる点を了解ください.
私たちのこの身体は親神様よりお借りしていますが,身体を貸すにあたり,親神様は身体の使い方について「3つの条件」をつけて貸してくださっているそうです.その3つとは・・・①いつかは返してもらう,②自分で返すときを決めない,③人のために使う,ということです.
①に関しては,人間は不老不死ではありませんし,病気や怪我で残念ながら亡くなることもあるということからも期限つきであるということが分かります.その期限は私たちは知る由はありませんが,期限が来たら誰でも必ずお返しするということは決まっています.
②に関しては,人間の生き死には神の領域,自分で命を絶つということは決してせず,神様に身体をお貸しいただいている限りは一生懸命に生きることが望まれます.できれば生かされていることに喜びを感じられるといいですね.世界の様々な事情を見ると,残念ながらこの状況で喜びを感じるというのは酷だというような環境に置かれている人たちもいます.それは悲しいことです.
③に関しては,陽気ぐらしの基本です.我さえよくばという考えではなく,人のためにこの身体を使わせていただく,人に喜んでいただくということです.この約束が多くの人が守ることが難しく,約束違反が起こりやすいそうです.たしかに,人に喜んでいただこうと思ってもついつい自分が先になってしまうことがあります.だから,日々の信仰生活の中で,おたすけ,ひのきしん,おつとめなどを通してほこりを払っていくことが大切なのでしょうね.
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