お道と臨床と~心づくりのたね~

お道(天理教)と臨床心理学の視点を含めて,まおという人間が考える日々の通り方や考え方について綴っています.日記風なこともわりとあります.

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親心と子ども心 

増田正義先生の講話で触れられた「親心」についても綴っておきます.これも例によって先生の話をヒントにほとんど私の言葉で書きますので,先生のお話と誤解されぬようお願いします.

私たちは様々なことから喜びを感じるかと思いますが,何に喜びを感じるかでその心も「親心」と「子ども心」に分かれます.端的に言えば,人に何かをしてもらって喜ぶは「子ども心」,人に何かをして喜ぶは「親心」ということになります.

子どもは無邪気です.ほめられて喜び,お菓子をもらって喜び,人に与えてもらうことによって喜びを得ます.これが「子ども心」です.人はやがて大人になっていきますが,人はいくつになってもこの子ども心は失わない方がよいでしょう.この無邪気で素直に与えを喜ぶ心は陽気ぐらしには必要です.してもらったことに喜びを見出すことができるようになることは喜び方の第一歩と思います.これを第一段階とします.成人が進むと,同じ子ども心でも,この世界および自分の人生が自分の力だけで成り立っているのではなく,たくさんの存在に支えられて(たくさんのものを与えられて)今日の自分があるということに気づき,その与えに喜びを感じられるようになるかもしれません.これこそが子ども心の第二段階です.おふでさきに

たん/\となに事にてもこのよふわ 神のからだやしやんしてみよ(3.40)

とありますように,人間の親である親神様に私たちはたくさんの与えをいただいており,それを素直に受け取り感謝していく心になっていくことが大切です.

しかし,受身的に与えを喜ぶだけでは心は子どものままであります.子ども心を忘れてはいけませんが,同時に人は心の成長と共に親神様が私たちが喜ぶ姿を見て楽しまれるように,私たちもおやを見習い,「親心」も身につけていく必要があります.

おさしづに

子が満足して親と言う。どんな事も、成らん処育てるが親の役、親が腹を立てゝはどうもならん。これをよう聞き分けてくれ。(M31.11.13)

とあります.すでに子どもの親になられた方は経験されていることでしょうが,親とは子どもに無償の愛を与え,自分に利益がなくとも子どもが喜ぶ姿を見て喜びを得るものと思われます.子が満足する,喜べるよう,させていただくことが親の役割,そして子が満足し,喜ぶ姿を共に喜べるようになることが「親心」であると思います.広く言えば,相手に尽くすことで自分自身が喜びを得る,それが親心です.これは何も自分の子どもに対してだけではありません.たとえ親にならずとも,人は誰に対してでも親心を使えるのです.言葉かけ,気遣い,贈り物,どんなことでも相手に尽くし,相手が喜ぶ姿を見て自分も嬉しい,楽しいと感じたならばその心は親心と言えるでしょう.

この親心も陽気ぐらしには必要であります.皆がしてもらって喜ぶだけでは,共に喜ぶ世界は実現しません.反対に,親心だけで子ども心がないと,親心でいくらしてもそれを喜んでもらえなければやはり共に喜ぶ世界は実現しません.してもらう側はそれを大いに喜んで,させてもらう側は相手の喜ぶ姿を見て大いに喜ぶ,この2つの条件が満たされることで共に喜ぶ陽気な姿が現れるのではないかと私は思うのです.そして,各人はどちらの役割を担うこともある故から,してもらったときには大いに喜んで,させてもらったときには相手の喜ぶ姿を見て大いに喜ぶ,という両方の心を持てるといいのだろうと思います.

万物は表裏一体,二つ一つが天の理,人の心も然りです.自由を与えられていますが,どちらの心だけでも陽気ぐらしは成り立ちません.「親心」と「子ども心」,双方の心を互いが必要なときに引き出せることが肝要と思います.

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親にもいろいろな親がいるらしく、全く持ってあきれかえるばかり。また、その親への強要が行われるから、おかしくなるのです。

親心は与えっぱなしでいいのです。

親は、親神様・教祖、だけ。
[ 2009/12/10 07:17 ] [ 編集 ]
Welcomeさん,はじめまして.ようこそお立ち寄りくださいました.コメントありがとうございます.
私も親は親神様・教祖においてないと思います.以前どこかで真柱様も言われていたことですが.
あとは,育ての親としての父母も親ですね.
更新頻度かなり落ちてますが,よかったまたいらしてください.ありがとうございました.
[ 2009/12/11 22:42 ] [ 編集 ]
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