27日よりおぢば帰りしてきました.
今回の結婚式は教会関係の後継者です.奇しくも私同様前会長が出直して間もなくの式となりました.
私も1月に祖父が出直し,5月に挙式でした.彼も1月に祖父が出直し,2月に挙式の運びとなりました.しかし,私と違うのは父は会長としてご健在であるということです.欲を言えば祖父母にもと思うのが人間ですが,両親そろっての結婚を迎えられたことはとてもありがたいことだと思いました.
28日午前中に教祖殿で挙式があり,2年前に続いて再び結界内に入ることができました.教祖殿で初めて奥さんを見ましたが,しっかりした人のようでした.それは結婚に至るエピソードからも確認できることで,昨年大学院に通い始めたようなのですが,結婚の話があって大学院を中退してお嫁に来ているのです.就労後に大学院に入ったということはよほど研究したいことがあってのことではないかと思うので,それを中退してまでということはそれもよほどの出来事だったのでしょう.それも私が聞いた話によると,両親のすすめる人であれば間違いなかろうということで話を受け,2度目か3度目に会ったときは結納だったとのことでした.
おふでさきに
せんしよのいんねんよせてしうごふする これハまつだいしかとをさまる(1号 74)
とありますように,結婚の縁は親神様が各人の魂のいんねん,つまり徳分を見定められて,つりあった人同士を寄せあって夫婦となるご守護を与えられるものですから,結婚に至るまでの期間などは問題ではないのですが,それでも私にとっては驚きに値することでした.そういう劇的な出会いを与わるのもまた当事者たちの徳分なのでしょう.
披露宴は
寿で行われました.ちょうど私の伯母が寿で甥の結納ということでおぢばに来ていて久しぶりに会いました.これも不思議なことでした.さて,披露宴には宮崎先生も来ておられまして少々言葉を交わさせていただきました.まさかこんなところでお会いするとは思ってもみなかったのでこれも驚きました.また,天理高校時代の後輩も新郎スピーチ役として披露宴に来ており,これも驚きました.彼も臨床心理士なので新郎の心理アセスメントと題して面白いスピーチを聞かせてくれました.とにかく催し物の多い披露宴で見るのになかなか忙しかったです.
たくさんの人に祝福されて二人にとっても幸せな結婚式となったことでしょう.月並ですが,どうか二人には互いの役割を理解し,立て合って夫婦仲睦まじく通ってもらいたいものです.そして,この道を歩ませて大事なのは形よりも心であり,天の理に沿う,おやさまの教えに沿うよう歩ませていただくことが第一と私は思いますので,お道を信仰する人間として共にそれを忘れることなく歩んでいければ素晴らしいことです.まずはおめでとうございます.
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