数日前のことです.
夜10時過ぎに犬がわがやにやってきました.逃げてきたのか首輪もついていますし,鎖も途中までついています.会長がエサをあげるとバクバク食べ,よほどお腹がすいているのかもしれないよと言ってました.私も犬は好きですので,玄関先に見に行くと,なんと数週間前にも見た犬ではありませんか.数週間前に近所の青年がやはり夜に「そこで捕まえたんですけどこの犬チャコじゃないですか?」と言ってうちに連れてきたのでした.チャコは2年半前にすでに出直しているので,もちろん違います.(チャコを含む記事一覧は
こちら)
その後どうしたのか知らず仕舞いでしたが,その犬がまたうちにやってきたのです.チャコほどではありませんが,わりとかわいらしい顔をした柴犬でした.毛の質は硬めでした.とにかく人懐っこく,すぐに馴染みました.湿気たせんべいなどをあげていると,次弟が帰ってきました.ちょうど近所を散歩していた人が心当たりがあるというのでその家に一緒に見に行きましたが,その家にはちゃんと犬はいました.結局分からず,とりあえずその日はうちにつないでおいて,翌日に張り紙をしようということになりました.次弟が「飼い主見つからなかったら飼うしかないな!」と言います.縁あって出会ってしまった以上保健所にやるには忍びないので,もし本当に見つからなかったらそうなるのかなと私も思いました.そして,翌日・・・.
かつてチャコがいたらへんで悠々とくつろぐ犬の姿がありました.次弟が犬とじゃれているとそこへ隣家のTさんが通りかかりました.
「あっチャッピーいた!」
次弟も私も会長もびっくりすると同時に大笑い.まさか隣のTさんちの犬だったとは・・・そう言えば昔見たことあった気がしました.最近は全然みかけませんでしたが.昨晩,紐をつけかえるときに一時的に離したら隣の家の方に歩いていこうとしたので連れ戻しましたが,あの行動も自分の家に帰ろうとしていたのかもしれませんね・・・.隣の人は張り紙を見て気づいたようで,とりあえず無事飼い主が見つかってよかったです.しかし,隣の犬を捕まえといて「飼い主見つからなかったら飼うしかないな!」と言ってた私たちは実に滑稽でした.知らなかったとはいえ自宅に帰ろうとする犬を連れ戻したのも実に愚かでした.近所のつながりはそれほど疎遠ではないと思っていましたが意外と知らないものなのですね.
↓チャコです.
- 関連記事
-
スポンサーサイト
犬が言葉を話せれば即解決だったんですけどね。
ってそれこそそんなバカなっ!!