お道と臨床と~心づくりのたね~

お道(天理教)と臨床心理学の視点を含めて,まおという人間が考える日々の通り方や考え方について綴っています.日記風なこともわりとあります.

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青年会総会 

先日,大教会の青年会総会がありました.

献餞は鳳笙を吹かせていただきました.おつとめはよろづよ八首の地方と4-6下り目の笛.自教会の笛の方が圧倒的に吹きやすかったです.おつとめ後は講話です.西浦忠一先生のお話でした.「西浦」と言えばその初代が逸話篇39「もっと結構」に登場します.先生からもこのお話の紹介がありました.

明治七年のこと.西浦弥平の長男楢蔵(註,当時二才)が,ジフテリアにかかり,医者も匙を投げて,もう駄目だ,と言うている時に,同村の村田幸四郎の母こよから,にをいがかかった.
お屋敷へお願いしたところ,早速,お屋敷から仲田儀三郎が,おたすけに来てくれ,ふしぎなたすけを頂いた.弥平は,早速,楢蔵をつれてお礼詣りをし,その後,熱心に信心をつづけていた.
ある日のこと,お屋敷からもどって,夜遅く就寝したところ,夜中に,床下でコトコトと音がする.「これは怪しい.」 と思って,そっと起きてのぞいてみると,一人の男が,「アッ」と言って,闇の中へ逃げてしまった.後には,大切な品々を包んだ大風呂敷が残っていた.
弥平は,大層喜んで,その翌朝早速,お詣りして,「お蔭で,結講でございました.」と,教祖に心からお礼申し上げた.すると,教祖は,「ほしい人にもろてもろたら,もっと結構やないか.」と,仰せになった.弥平は,そのお言葉に深い感銘を覚えた,という.


なかなかそう思えるものではありません.どちらに転んでも結構なのです.成ってきたこと全ては受け取りようによっては喜びに変えられるということです.おやさまは大切なことを教えてくださっています.さて,色々なお話があった中でにをいがけの話が印象に残りまして,動かなければ何もつながっていかないのだから,やはり私も月々のお便りを配るだけではなく,もっとにをいがけに足を運ばせていただかなくてはと思いました.大抵こういった話を聞いたときにはそういう気持ちになるんですが,日々の仕事や生活に追われる間にいつの間にかそのうちやろうって感じになって先延ばしになってるんですよね.情けない話です.

講話の後は直会がありまして,他の青年さんらと有意義な談じ合いができました.特に天理教の組織論ですね,熱くなったのは.細かいことは書きません.おやさまの教えは人間が互いに立て合いたすけあう陽気ぐらしをするためにあるのはもちろんのことですが,個人単位で見れば各々の心づくりのためにあり,親神様のご守護は常に与えられているものの各々の心遣い,心の成人に伴って現れてくるものでもありますから,組織の体制がどうであろうとたすかる道は各人の生き方にあります.人のために尽くし,天然自然の理にかなう生き方をすれば結構に人生が成ってくることをおやさまはすでに教えられていますから,それを信ずれば間違いはありません.

しかしながら,組織の体制が布教伝道の足枷になっている部分があるのも事実.体制が変わらなければこの先天理教は衰退していくばかりでしょう.そして,このことは多くの教会長が感じていることだと思います.なのに何も変わらない.ボトムアップのシステムがないからです.教団はもっと民主主義的に末端の声に耳を傾けることから取り組むべきです.古い体制を打破し,全教交えての談じ合いが必要なのではないかと思います.組織の「復元」こそ今求められていると言えるでしょう.(関連サイト:天理と刻限)おさしづに以下のようにあります.

高い低いの理はあれど,何事するも話し合い、伝え合いが神の望や。十人なら十人,下は下の理がある。上は上の理を一つの心に結んで了う。おら気が合わんという事は言うたらよい。結構と思えば,俺はどうやと言えようまい。あんな事というは見て居られん。見苦しいてならん。綺麗なものなら,いつ\/までも楽しんで居らるやろう。めん\/心得てくれ。もうこれいつも変わらん。(M31.5.9)


また,以前にも引用しましたが,天理時報(第4103号)の真柱様神殿講話(要旨)の「信仰者の中身と信仰信念が肝心」「私たちに課せられた急務は布教伝道」という見出しに以下のようにあります.

教団としての組織,体制を整えることは,公認を受けた教団としての社会的責任でもあり,また,それによって統一が取れ,安定した活動ができるようになる.
しかし,その組織や制度に安住し,内実を欠くようなことになったのでは,血のにじむような苦心を重ねて今日に至る基礎,骨格を築いてくださった先人たちの努力を台無しにしかねない.
教団の組織や規約のあり方は,教祖から直接お教えいただいたのではない.社会的に要請されたものもあれば,それぞれの時代に応じて,教団としての活動がしやすいようにと取り決められたものもある.もし,そこに本来の活動を妨げたり,時代にそぐわないものがあるようなら,見直し,修正することも考えなければならないだろう.
・・・(中略)
時代の風潮や世俗的な欲望に流されることなく,この道が教祖お一人から始まった道であることをあらためて胸に刻み,ようぼく,すなわち陽気ぐらしの世界建設のための人材としての自覚を高め,まずは身近なところから,陽気ぐらしの輪を広げていくことが大切だと思う.
・・・(中略)
教祖の教え通りにしていれば決して間違いはない,という信念をもって教えを実践することが第一だと思う.



関連して読んでいただきたい記事です.
大祭神殿講話より思う
第215回定時集会の記事より思う
宗教の認識の転換を
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