今月28~30日は全教一斉のにをいがけデーということで,私も今日は休みをとって支部のにをいがけに行ってまいりました.例年同じ場所なのですが,某団地へのリーフレット配りです.今年は長男も参加しました.(何もしてませんが)
さて,4年前にこの場所でリーフレット配りをしたときの私の心境といえば
自分は何も悪いことはしていないのに,妙に居心地が悪いのです.よかれと思ってリーフレットを配っているのに,なんだかとても悪いことをしているような気分になるのです.人の気配がある階段近くのポストはとばして次のポストに歩いていく自分の足取りがそれを物語っていたでしょう.きっと迷惑がられるんだろうなぁとか,読まずに捨てられちゃうんだろうなぁとか悪い考えが頭をよぎりましたが,その考えを振り払い,たとえ1枚でも目を通してもらえればそれでいいじゃないかと思い続けました.ですがやはり勇むというよりはいずんでいたような気がします.
と,まったく情けないこと極まりなかったわけですが,2年前にリベンジに成功し,堂々とできるようになり,今回もまったく物怖じすることなく勇んでつとめさせていただきました.自分がよいと思っているものだからこそ人様にも少しでも知っていただきたいというごく自然なことですからね.ってことは,いいかげんにお宅を尋ねてのにをいがけにもチャレンジした方がいいでしょうね・・・.
リーフレットからにおいがかかるというのはなかなかないのではないかとは思いますが,リーフレット配りは言わば種まきであります.地道な活動の中にいつか芽が出るということもありますし,それとは直接関係のないどこか違うところから芽が出るということがあるのだと思います.先日会長が聞いてきた講話で講師の先生が20年以上にをいがけをしても1人もにおいがかからなかったが,今になって違う形で芽が出て教会に人が集まってきているということを言っていたそうです.やはり伏せこんだもの,まいた種は無駄ではなく「皆生える」ということでしょう.ただ植物によって芽が出るまでの時期が異なるように,人によっていつ芽が出るかは異なるわけですから,芽が出ないからといって諦めたり,土を掘り返すようなことはせず,芽が出るのを信じて活動を続けるのが大切なのだと思います.
私も微々たる活動ですが,自分で定めて始めたにをいがけを地道に続けていきたいと思います.
関連記事になります.
⇒
リーフレット配りは種まき
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