5/14の午前中,あいこの祖父が出直しました.
11/30にくも膜下出血で倒れましたが,一命をとりとめ,以来入院していました.修養科中には声を発することはできなかったものの意識も戻り,家族や会長の声かけに頷いたり,手を振ったり,ひ孫(私の長男)の写真を持って笑ったりなどしていました.4月に肺炎にかかり,私たちが修養科を終えて帰ってからはあまり具合がよくなかったものの,手を動かしたりはしていました.その後,発熱が続いていて,14日に家族が病状説明を受けているときに突然心拍が下がり,あいこの叔父が祖母を迎えに行っている間にあいこの父の前で息を引き取ったとのことでした.
私は仕事中でしたので,あいこから電話で報告を受けました.腎不全とのことでしたので,十分に生きた後身体をお返ししたと言えるでしょう.家族の希望もあり,親族のみで葬儀を行うこととなり,15日にお通夜,16日に告別式となりました.
14日の夜に会長とあいこ家に行き,祖父に会いました.出直し後,あいこがおさづけを取り次いでくれたので,祖父はただ眠っているかのようにいい顔をしていました.よく頑張って生きた,本当にそう思いました.
翌15日は日中は17日の大祭の準備がありましたので,買い物に行ったり,お餅を作ったり,三方や八足を拭いたり,家の掃除をしたりとひのきしんをして,夕方からあいこと長男とあいこ家へ行きました.特に通夜の儀があったわけでもなく,各自お線香だけあげて,祖父を偲んでの食事会をしました.
翌16日は告別式.近くの斎場を借りて行いました.ちなみに実家は浄土宗と言ってましたが,お経をあげたのは曹洞宗の導師でした.違和感を覚えましたが信心があるわけではないので何でもいいのかもしれません.
最後のお別れのときはやっぱり悲しかったです.何人か身内や親しい人を送ってきましたが,やはり別れは寂しいし悲しいです.親神様より借りていた身体をお返しするだけだというのは分かっていますが,それでも,身体が存在しなくなるというのは寂しいです.次はいつどこで新しい身体を借りて生まれ変わってくるのでしょうか.そのときまでまずはゆっくり休んでください,おじいちゃん.
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長い間ありがとうございました。
また周りの皆様、ご苦労様でした。