お道と臨床と~心づくりのたね~

お道(天理教)と臨床心理学の視点を含めて,まおという人間が考える日々の通り方や考え方について綴っています.日記風なこともわりとあります.

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叔父の出直し 

19日の夕方,突然叔母から泣きながら電話があり,言葉にならなかったようですぐ次男に代わって次男より訃報を受けたのですが,あまりに突然のことでびっくりしました.まったく信じることができなかったです.来年の正月で父の出直しよりちょうど10年,この10年間分からないことなどを色々教えてくれた父の弟の叔父がこんなに早く出直そうとは夢にも思いませんでした.お酒の好きな叔父でしたが,父の分までなんだかんだ生きてくれるのだろうと思っていたのですが,親神様の思いは私が計れるほど単純なものではなかったようです.父は年祭に向けての三年千日の諭達が出た後で,叔父は諭達が出る間近,何か親神様の思いがあるのだろうと思いました.

すぐにでも駆けつけたかったですが,うちの教会も諸事情あり,とても夜分に外出できる状況ではなく,翌20日,仕事を4日間休む段取りをとって会長と共に弔問に行きました.叔父にはたくさんお世話になったので,できる限り葬儀が終わるまでは協力したいという思いがありました.養子にいっても毎月のうちの月次祭は欠かさず大学院時代は居候させてもらいましたし,父が出直してからも色々力になってくれましたからね.

娘たちは疲れた顔をしていましたが無理もありません.長男,次男は気丈に振舞っていたように思います.遺体が昼頃に到着し,出直したことを認識せざるを得ませんでしたが,それでもやはり信じられないという感覚が残りました.

21日は叔父の教会の大祭でしたので,大祭の準備や22,23日のみたまうつし,告別式の段取りなどを手伝ってこの日は帰りました.大祭どうするのだろう?という考えも浮かびましたが,叔母は「お父さん(叔父)に怒られるから直会もしっかりやって皆さんにお酒を振る舞う」と言ってました.

21日は会長と2人で参拝.出直しの悲しみもありながらですが,感謝の思いを持って皆で勇んで大祭をつとめさせていただいたと思います.50人分の弁当を作っていたのに全然数が足らないというたくさんの参拝者があったようです.この日も帰りました.

22日,お昼より家族で着きまして準備.伯母とも会いました.私の父に続き,叔父と,弟を2人亡くした伯母の心中もさぞ悲しかったことと思います.3時半納棺,叔父が棺に入りました.家族・兄弟以外の代表として私は叔父の体を拭かせていただきました.お世話になりました,ありがとうございました,という思いでいっぱいでした.夕方5時半よりみたまうつし.500人だか600人近い会葬者があったそうです.現役の会長で,現支部長,災救隊副隊長(?)と道の上にもまだまだ働き盛りで,地域にあってはかつてはPTA会長をつとめ,現在は民生委員もしていましたから,色々なところでのつながりがあったのだと思います.数ではありませんが,出直しのときに多くの人に惜しまれるというのは残された家族としてはそれだけ多くの人に心に何かの時には思い出してもらえるということでありがたいものだろうと思います.少なくとも私はそう思いました.

23日,11時半より告別式.叔父の身体とお別れのときでもあります.近親者の出棺は何度経験してもつらく悲しいものです.亡くなったこと自体で悲しいのに周りの人の悲しむ姿を見て自分もさらに悲しくなり,その悲しみがまた周囲の悲しみを呼ぶのだと思います.私の居住地では火葬場で焼いた後,そのまま人の形をした遺骨と対面するのですが,都会だと火葬場の忙しさが違うのか,火葬場で焼かれた後はすでに小さなスペースにまとめられた骨との対面で,地域性というのを感じました.教会に戻ってからは十日祭,お清めと続き,夕方6時頃に教会を出発しました.

長かったような気もするし,あっという間だったような気もする4日間でしたが,こうして教会に戻ってくると,普段会う人ではないので,やはり出直してもういないだなんてあまり実感がありません.何か困ったときに電話をすれば,「おう,どうした?」といつものように私の質問に答えてくれる,そんな気がしてなりません.

享年56才,息子2人はまだ独身ですが,娘2人が早くに結婚し,当時は複雑な思いもあったでしょうが,今思えばそれも先回りしての親神様のご守護だったのでしょう.4人の孫の顔を見て,初孫はもう5年生です.56才であれば,まだ孫の顔を見ない方はたくさんいますし,49才で出直した私の父(叔父の兄)は孫は見ておりません.そんな叔父は幸せだったろうなと思います.どんな中にあっても,神様からの温かいご守護は注がれているわけで,それに「気づき」「感謝」して今を歩むのがこの道の信仰,そして人間本来の在り方と思いますので,私も叔父が出直した悲しみはあれど,ここまで身体を貸してくださった親神様の親心には感謝しないといけないと思いました.

しかし,父といい,叔父といい,何のメッセージも残さずに逝くのはズルいなと思います.周りの人―特に家族はどんな思いだったのか,何をこれからやりたかったのか,家族に何を伝えたかったのか,何を残したかったのか,どう育ってほしかったのか,などなど色々知りたいんです.10年経とうとする今でも私は知りたいと思いますからね...

ちなみに,私たち家族はこの10年で父,祖母,祖父,叔父と4人送り出したことになります.多すぎです.


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