1月13日で父の出直しからちょうど10年が経ちました.早いものだとも思いますが,当時は高校生だった末弟が父親になるほどの年月が過ぎたのですから,それなりの刻が流れたのでしょう.
祥月命日は母の実家の大祭になりますので,お墓参りをした後,家族で大祭に参拝させていただきました.10年ともなると,多くの人の記憶からは忘れられていくものと思いますが,家族である私たちにとっては毎年忘れることのできない日であります.
長男がよく「おじいちゃんあそこにいるよ」と客間の天井らへんを指して言います.どうやら父は皆が客間に集まっているときにそれを見ているらしいのです.真偽は関係ありません.その話題が出るだけで私たち家族は父を思い出し,今もなお父が家族を見てくれることを想像し,父に感謝する機会を得るのですから,それだけでとても意味あることだと思います.
これから,私は子どもたちに父や祖父母の通ってきた道やその大切さを伝えていかねばなりません.姿はなくとも残した道や思いは次の世代,また次の世代へと末代まで受け継いでいけるものと思いますので,しっかり伝えていきたいと思います.同時に,それを語るにふさわしい人間に自分も成人させていただかないととも思います.
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年祭
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