お道と臨床と~心づくりのたね~

お道(天理教)と臨床心理学の視点を含めて,まおという人間が考える日々の通り方や考え方について綴っています.日記風なこともわりとあります.

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人をして宗教を知るということ(2) 

未読の方はまず以下を閲覧ください.
信仰の本質~宗教というラベリングの影響
人をして宗教を知るということ(1)

結局,信仰がその人にとってどんな意味があるのかによって,その人の行動や考え方に及ぼす影響が違いますので,外発的な信仰ををもつ人の行為からその信仰対象となる宗教の善し悪しを判断・評価することはできないということです.

外発~内発のスペクトラムの中には宗教を利用する人から実践する人まで含まれています.このことが何を意味するかといいますと,たとえば教理から大きく踏み外す人がいたとしても彼の信仰が外発的なものであるならば,踏み外した行為は元々の彼の人格・価値観によって導き出されたものであるので,宗教の影響をあまり受けていません.なぜならば,彼は自分に都合のいいように宗教を利用するだけですので,信仰対象の思惑や物事の成り行きの意味について信仰的に考えることをしないからです.

ですから,カルト教団や宗教によって私腹を肥やそうとする代表などがいる教団はトップが外発的レベルの信仰しかもっていないのですから,やはり問題外かと思いますが,その他の比較的良心的な宗教の良し悪しを判断するにしても,一個人の行動だけで判断することはできないのです.あくまでも宗教は人がその宗教を内発的動機の下に信仰した場合に,信仰者の人格や行動に一貫性と寛容さを導くのです.

しかし,そうはいっても人は信仰スペクトラムのどこに位置するかわからない一個人の行動から判断します.ですから,自分が信仰者として公言する,あるいは周囲に知られているのであれば,なおさらそれにふさわしい生き方をしていく必要があるのだと思います.つまり,私たちの行動から他者は(正しい理解かどうかは別として)宗教を知ることができるということです.教会は当然その対象となります.

次回はお道に焦点を当てて考えます.

続きは以下を閲覧ください.
人をして宗教を知るということ(3)
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「内発的動機の下に信仰した場合に,信仰者の人格や行動に一貫性と寛容さを導く」
→なるほどと思いました。
そうですね。私達はついつい、ある一個人(知人など親しい人に対しては特に)の行動を
見てその宗教を判断しがちですよね。
もしその知人が外発的な信仰を持っていたとしてもその人の行動一つで
その人が信仰している宗教の良し悪しが、受け手には判断されてしまうでしょう。
私達、信仰者一人ひとりの行動がその宗教にふさわしい
もので無いと、なんだか申し訳ない気持ちになりますね。
[ 2007/04/17 23:00 ] [ 編集 ]
>あいこさん
そうなんです.今回のシリーズは本質的なことを書いているつもりです.私もそうですが,信仰者誰もが知っておく必要のあることです.何もお道だけではありません.どんな宗教でもそうです.自分自身の信仰が正しいと思うのであればあるほど行動には気をつけねばならないと思います.(私自身にも強く言って聞かせる必要があると感じています)
[ 2007/04/18 22:17 ] [ 編集 ]
ホント、教会って特に、
天理教の看板をしょっているのと同じですからね。
とか言って、時々子供を怒鳴ったりしているのも、
寝ぐせの付いたままの頭でゴミ出しにいくのも、
全部近所の人には知られているはず・・。
生身の生活を、理想に、
近づけていく努力ですよねえ。
[ 2007/04/19 18:03 ] [ 編集 ]
ですよね.かく言う私も至らない点でいっぱいであります.認知的には理解していてもそれを行動に移していくのって難しいですよね.
[ 2007/04/19 23:39 ] [ 編集 ]
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