平成18年度が本日をもって終了しましたね.
学校や企業では1つの節目を迎えるわけですが,私は特に何か変わったことをしたわけではありません.いつも通りの業務をおこなっただけです.
さて,私は特に変わりはありませんが,医局では今日付けで二人の先生が辞めました.一人は私より6つ年上の先生でして,2年勤めての退職です.病歴の書き方や問診の仕方など色々指導してもらったこともあり,とてもお世話になりました.優しい先生でしたので私としてはとても仕事がしやすかったです.4月からアメリカ留学だそうです.もう一人は私より1つ年上の先生でして結局1年だけの勤務でした.年が近いということもあって私としてはとても仕事がしやすかったです.県内の別の病院に転勤となりました.
医師ってあまり自分の意志で職場を選べないんですよね.特に若い頃は医局の教授の一声で人事が決まるので,1つの病院に長くいられることってあまりなく,色々な病院を転々とする先生が多いです.患者さんとしては主治医の交代は大きな出来事ですので,あまりよいとは言えないのですが,先生たちは色々な病院で経験を積むことによって経験豊かな医師へと成長していくということもあるのだと思います.
私はこの1年を振り返ると,昨年4月に始まった看護学校での講義がやはり大きな出来事でした.今はもう2年目として下の学年を教えています.1年前と比べれば多少成長している部分もあるように思います.それでもまだ知人に聞かせられるような講義はできていないんですけどね.それから病院臨床での衝撃的な出来事もありました.例によって詳しくは書けません.
どんな出来事があろうと月日の流れるスピードは変わりません.もっと時間があったらいいのに,刻が過ぎるのが遅かったらいいのにと思っても刻は待ってはくれませんし,ああ早く過ぎ去ってくれ,こんな時間はいらないのにと思っても刻は早くは過ぎ去ってはくれません.
それぞれが平等に与えられたその刻を過ごすのです.体感的には違いはありますが本質的には変わりません.ならば不足に感じることなくその刻を十分に味わって過ごしたいものです.と言ってもやはり耐え難い時間,永遠に続いてほしい時間があるのが人間なのかなとも思います.どんな刻でも喜んで過ごせるよう成人させていただきたいですね.
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ちょうど一年前の今日、私は国家試験に受かり、期待と不安を抱えドキドキして18年度を迎えようとしていました。
社会人1年目の自分に何ができるのか、職場の人はどんな人達か、仕事は楽しいだろうか、辛いだろうか・・・と。
この1年間は、あまり詳しく書きませんが、本当に色々なことがありました。辛かったことも、今では「あの辛い日々は私にとって必要なときだったのだな」と思えます。
神様に与えられた時間ですから、まおさんの言う通り喜んで、そしてどんな時間も大切に過ごして生きたいと思います。社会人2年目も、ワーカーとして精進していきたいです。
19年度も、まおさんにとって、成長と幸せがたくさん訪れるときとなりますように。