言葉を使ったコミュニケーションとは反対に,言葉を使わないコミュニケーションもあります.非言語的コミュニケーションは言葉を用いないので話し手,聞き手はおかしいです.しかし,意志を伝える相手がいなければ成り立ちませんので,送り手と受け手とでも言いましょうか.そのような二者以上の関係が必要です.
視線や身体言語(表情,身振り,態度)などは実に多くの情報を受け手に伝えます.言葉とは裏腹に・・・という経験,皆さんもあると思います.目は口ほどにものを言うなどの諺もあります.こうした非言語的コミュニケーションを上手に使えるようになると,人に言葉以上に多くのものを伝えることができるようになります.
挨拶をするときに頭を下げたり,手を振ったりすることも身体言語のうちです.言葉と一緒に使うことでより相手に印象付けることができますし,その言葉が真であることを自然に相手に伝えることになります.
ですから,上手な言葉かけや会話ができることも大切ですが,その際に自分がどういう身体言語を発しているかということも意識してみるといいと思います.自分でも気付かなかった癖に気付くこともできるかもしれません.
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特に最近では、『癒しブーム』で、可愛い絵の何気ない仕草や視線、身体言語を
見るだけで癒される・・・という本が売れているようです。
そういったものからも、言葉を使わないコミュニケーション(といっても送り手は、
この場合本ですがw)が、言葉以上に多くのものを伝えていることがわかると思います。
私も対人援助をしている身ですので、自分の態度や行動には気をつけたいと思います。
『優しい雰囲気の人』になりたいなぁ