お道と臨床と~心づくりのたね~

お道(天理教)と臨床心理学の視点を含めて,まおという人間が考える日々の通り方や考え方について綴っています.日記風なこともわりとあります.

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神様のご守護(ケース2) 

先日,別席を運んだ方の話です.

1ヶ月ほど前,耳に違和感を覚えて,多分何でもないだろうが本人の母親がとにかく行ってきなさいと言うので,親を安心させるためにも一応行ってみようということで,耳鼻科へ行ったところ,「よく来たね.放っておいたら聞こえなくなったかもしれない.この段階で来る人は少ないよ.」と医師に褒められ,詳しく検査をすると「これで聞こえてるの?聞こえないはずなんだけどなぁ」と言われたそうです.とりあえず,投薬で様子を見て,進行するようなら大きな病院を紹介してもらうということになりました.それがちょうど先月の17日,当教会の月次祭の午前中でした.

終わってから,教会にひのきしんと参拝に来られて,祭典までつとめたのですが,本人はショックを受けていました.会長が「耳は聞き分けるところだから,人の話,神様の話をよく聞いて,我を捨てて聞き分けるように」とお話をして,毎日おさづけを取り次がせていただくことになりました.

このひと月,用があって来られないこともありましたが,だいたい日参をしていたように思います.夕づとめ後におさづけを取り次がせていただく日が続きました.その間も診察には行っていましたが,「よくはなっているけど本当に聞こえるの?数値的には聞こえないはずなんだけどなぁ」という話でした.

その不思議なお働きに「神様のお手紙だよ,かわいがってもらってるんだよ,ご守護もいただけるよ」と会長と私は本人に話していました.

そして,先日17日の月次祭をつとめた後,夜行バスでおぢば帰りし,午前・午後と二席目,三席目の別席を運ばせていただきました.昨朝,東京には着いたのですが,一度自宅に帰ってから,無事帰って来れたお礼の参拝とおつとめをしに夕方教会に来られました.

今日,また耳鼻科に行ったそうです.すると,「(耳が)よくなったから,残りの薬飲むだけでもう通わなくていいよ」と言われ,治りが早いと先生はびっくりしたそうです.本人もびっくり,そして話を聞いた私も会長もびっくりでした.同時に,神様のお働きに感激を覚えました(普段から感激すべきことなんですけどね).

一時は耳が聞こえなくなることまで心配していましたが,ご守護いただけて本当にありがたかったです.この方,昨年1年間で病院には1回しかかかっていないのですが,教会にお引き寄せされてから,ちまちま色々な身上をいただき,いくつか病院にかかり,その度に健康のありがたさを知り,心の成人をさせていただいているようです.そして,この身体が神様からのかりものであるということも,漠然としていたのが,ご守護を通して実感としてわいてきているようです.

わが身,家族の身に現れる身上は,神様からのお手紙です.そこには何らかの親の思いがあり,かわいい子どもの心の成人を期待されてのことと私は理解しています.しかしながら,以前の次弟の肝炎のご守護の際にも述べていることですが(信仰の上で重要なので再度綴ります)何も鮮やかなご守護だけが神様のご守護というわけではありません.父が生前おさづけを取り次ぐ際によく言っていたことで,私はこのくだりが好きなのですが,「鮮やかなご守護をいただけることもあるし,薄紙を剥ぐように少しずつご守護をいただくこともある.ただどちらも神様のご守護であるから,喜んで通るように」と.つまりはどんなときでも,どんな状態でも感謝すべきご守護があるということです.

お道は病だすけの教えではなく,心だすけの教えです.今置かれている状況に喜べる心を培っていくための信仰であります.病気だってしますし,死にもします.ただその中に神様が私たちの心の成人を期待されての何らかのメッセージがあり,それに気がついて心に修めていくことで人間としての成長を遂げることができるのだと思います.そのメッセージは私たち個人や家族のその時々の節目や状況に合わせて必要な身上・事情として伝えられるので,時には八方塞と感じたり,無理難題に思えることもあると思います.しかし,その中に成人への道があるのだと思います.その道を歩んで,完全なご守護をいただけることが篤い信仰なわけでもなく,信仰が足りないからご守護がいただけないわけでもありません.そんな人間の尺度で測ることのできる相対的なものではないと私は思います.神様が子どもかわいい親心からその個人や家族にお手紙として授ける思いです(関連記事;親神とはいかなる神か?).ですから,それを受け止める寛容さをパーソナリティに内面化していくことが肝要かと思います.言い換えれば抱えながらも喜べる道を確立していくこととでも言えるでしょうか.

ちなみに,この方,別席を運んだ日の晩,おやさまに「別席で満足していたらいかんよ.成人しいや」と言われる夢を見たそうです.おやさまが赤い着物を召しているイメージはもっていなくて,「貧に落ち切れ」とおっしゃっているイメージしかなかったようで,ボロボロの着物を着ていて顔は見えなかったのですが,あれはおやさまだったという感覚が残っているということでした.

おやさまが夢に出てきたことなんて今まで生きてきて私は一度もありませんよ・・・.


シリーズ関連記事として以下にあげておきます.
神様のご守護(ケース1)
関連記事
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すごいですね!実に鮮やかなご守護を頂けて、有難いですね!
(しかも、おやさまの夢まで!)

ですが、まおさんの言うように、ご守護はこういった鮮やかなものだけではないんですよね。
私達はしばしば忘れがちですが、毎日生かされていること、これだけでも本当にすごいことなんですよね。
どんな時でも喜ぶ、どんな時でもご守護があり感謝の気持ちを忘れないこと・・・
一見簡単にできそうで、なかなか難しいことだと、未熟者の私は思うことがしばしばあります。
毎日が我を捨てる訓練であり、成人への道なんですね。
お道は、心だすけの道・・・まおさん、勉強になります。
[ 2007/08/20 22:44 ] [ 編集 ]
>あいこさん
そうなんですよね,あいこさんのおっしゃるように毎日生かされていることだけでもありがたいのに私たちは普段何もないとそのことを忘れがちです.身上をして再自覚することがしばしばです.私もつい忘れがちになってしまうことがあります.そうすると不思議なことにお手紙をいただいたりします.そしてまた思い出す・・・成人は言うは易しですが,行うは難しです.
[ 2007/08/20 23:19 ] [ 編集 ]
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