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沖縄旅行⇒
ひめゆり平和祈念資料館本当に不思議なご縁をいただきました.
10月の終わりに職員旅行で沖縄に行ってきたことは過去の記事にてすでに報告済です.そして,記事を改めてひめゆり平和祈念資料館についても記述しました.
家に帰ってきてから,ジオラマ壕の証言員のお話をすべて聞けなかったこと,きちんとお礼を申し上げられなかったこと,出口で感想を綴る時間さえなかったことなどが気にかかってか,一言お礼と感想を述べたいと妙にひっかかりまして,資料館の事務局宛に当該日の証言者の方にお礼と感想を述べたメールを書きました.
お年を召されている方でもあるし,感想を述べる方はたくさんいるでしょうから,返信は期待していませんでしたし,そもそもそういう故から事務局で止まって本人まで届かないかもしれないとも思いましたが,読んでいただければ幸いと思い,書きました.お道の言葉こそ使いませんでしたが,自分の思いを書きました.そして定型文の署名を貼り付けました.普段はこれで送信ボタンを押すのですが,なぜかそのメールには住所の後に括弧で(天理教○○分教会)と挿入しました.もしかしたら,お道の名前くらいは知っているかもしれないという思いからだったと思います.
送信後,数日して事務局から証言員に渡したという旨を書いたメールが1通届き,よかったと思い,この件は終わったかに見えました.
ところが,11月15日頃,1通の郵便物が来ました.宛名を見ると沖縄県からで,厚みのある封筒でしたので,本でも送ってくださったのかなと思って封を開けると案の定,小冊子と漫画が入っていました.同封された手紙があったので,それに目を通したところ,私は感激の声をあげずにはいられませんでした.
なんと,私のメールを事務局より渡されて読んだその文末に「天理教○○分教会」と書いてあったことに感激したということで,その証言者の方も教会に住み込みをしておられるお道の信仰者であるというのです.私はこんな偶然があるものかと大層驚き,そしてこのような素晴らしいご縁をくださった神様に感謝し,とても嬉しくなりました.すぐさま,会長にこのことを話し,不思議なこともあるものだと言っていました.
思えば,あの日,同僚とタクシーをレンタルし,コースを決めていなかった私たちは私がひめゆりの塔へ行きたいと言わなかったならば,違うところを見て回ったでしょうから,そもそも平和祈念資料館へ訪れたことも不思議なことでした.そして,色々な人が病院壕のジオラマの前を通り過ぎる中でその方が奇しくも私に話しかけてくださったのもやはり偶然とは思えません.また,ひめゆりの証言員は現在3人生きてらっしゃって3人で交代で証言員をしているとのことだったのですが,その方だけがお道の信仰者とのことで,ちょうどご担当日に私が訪れたということもまったく不思議なことでした.さらに,なぜか妙に心残りで帰ってきてから事務局宛にメールを書き,なぜか署名に教会名を書いたという一連の事象のどれが欠けても今回のご縁は起こりえなかったでしょう.すごい確率です.私には神様のお引き合わせとしか思えませんでした.
返信しようと思っていたのですが,大祭前で忙しかったもので,大祭終わって落ち着いた19日の夜にお礼の返事を書こうと思っていたら,なんと19日にその方から教会にお電話があったようで,会長が少し話したとのことでした.何だろう?とそわそわしつつ,仕事を終えて夜に電話をしてみました.すると,夜の講演に行っているとのことでご不在でした.
夜9時過ぎだったでしょうか,折り返しのお電話をいただきしばしお話させていただきました.現在,教会に住み込みとのことでしたが,弟さんが教会長をされているとのことで,ご両親も信仰されていて生まれたときからお道とつながっていたとのことでした.本当に命を神様よりおたすけいただいて大事なお役目を果たすべく生かされてきたのだなぁと改めて思わせていただきました.夜のご講演に関しては夕づとめ終了後の7時以降に限り引き受けて近隣でもされているとのことで,神様とのつながりに関してもとても熱心につとめておられるなぁと思いました.また,沖縄にいらっしゃいながら依頼によっては全国に行かれるとのことで,関東で予定がありましたら是非ご連絡していただきたいとお願いさせていただきました. いつかお話が聞けるといいと思います.
神様はこのご縁を通して私に何を知らしたかったのだろうと考えたとき,その明確な答えはすぐには出ませんが,こうしてジオラマ壕で話しかけてくださったときから決して偶然とは思えない歯車が回り始め,噛み合い,こうしたご縁へとつながったのですから,まずは私自身がもっと戦争と平和への関心を持って生きることが肝要と,そして身近なところでしか果たせませんが私自身が陽気ぐらしにつながることをさせていただくことが大切なのだろうと思わせていただきました.
このような形でお道の方とつながれるとは思ってもいなかったもので,本当に私にとっては不思議な嬉しいご縁をいただきました.ありがとうございました.
※下記はいただいた本のうちの1冊です.
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縁とは本当に不思議なものですね。少しだけでも、関われた人との縁を大切にしなさいという親神様のおてがみかな~と読んでいて、私は感じました。
教会、また臨床の現場での出会いを大切にしていきたいものですね。