昨日は父の命日でした.
会長の実家の大祭であったため,会長は参拝に行っていましたので,地区のお祭り当番の引継ぎに私が出席しました.年配の方ばかりでしたので1人若かった私はたくさんお酒をつがれました.父の話が出たとき,「教会で塾やってたとき通ってたのよ」というおばさんがいまして,けっこう縁があった人って地区にいるんだなぁと改めて思いました.
集会所での会合が終了後,敷地内にお墓があるのでお墓参りに寄っていきました.桶に入れた水を「父さん出直してもう5年になるねぇ」とかつぶやきながらかけていますと,なぜだか急に涙が出てきました.お酒を飲んでいたせいかもしれませんが意外なことでした.普段懐かしむことはあっても涙が出ることなんてないのに不思議なものです.思い起こしてみると,お墓参りをしているまさにそのときに父より労いの言葉をかけてもらった感覚があった気がします.「この5年間まおもよく家族や教会のことをみてきてくれたな」と言われたような気がしたのです.(おそらくこの言葉は自分自身の内面から沸いてきた承認願望なのでしょうが・・・)
同時に生前の父と御霊の父に対する感謝の念が伴っていたことも記述しておく必要があるでしょう.父ありてこその私,親ありてこその私です.なれば父の思いを
継いでいくことが子が親にできる最大の孝行でしょうし,父が大事にしていた家族やお道の教えと実践を大事にしていくことが父への最大のご恩返しとなるでしょう.そして,それはお道を信仰する私にとっては親神様への報恩感謝にもつながる道であると思います.
今日は次弟が祖父をお墓参りに連れていく予定です.祖父は5年を振り返り何を思うのでしょうか・・・.
未読の方は以下も閲覧ください.
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命日を前に父を思う⇒
父と雅楽と私⇒
父⇒
父の誕生日⇒
年祭
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