祖父(初代会長)が27日4時50分出直しました.享年85歳でした.
26日に勤務後に病院に寄っておさづけを取り次いだときは口や首をずっと動かしていたのですが,意識はない状態でした.話しかけると微妙に反応があるときもあったのでもしかしたら聞こえてるのかもしれないという感じもしました.祖母が2月26日の祭典日の晩に出直しているので祖父も26日に迎えとり・・・ということも考えましたが,その兆しはなさそうに見え(素人目です),この感じならそのうち持ち直すだろうという期待をもって病院を後にしました.
27日朝4時半頃,病院より呼吸が止まっていると電話があり,会長と末弟と3人で病院に駆けつけました.祖父が入院している病院は次弟が介護士として働いている施設を併設しているので,ちょうど夜勤だった次弟と連絡をとり,次弟には先に病院に行ってもらいました.病院に到着し,祖父の部屋に入ると次弟が涙目で「出直したよ」と言いました.私たちは15分ほど遅く到着したのです.間に合わなかったのは悔やまれましたが,幸いにして次弟が看取りの場に立ち会うことができたのでよかったです.
入院した直後はそろそろやばいかもなと思いましたが,昨日の感触からは回復するだろうと思っていたのでショックでした.しかし,85歳なので十分に生きたのかもしれないという思いもあり,85年間お疲れ様と声をかけました.
最初に涙を流したのはいつだったでしょうか.祖父が家に帰ってきて,祖母の弟夫婦が会いにきたときだったでしょうか.「でもよく看たね,頑張ったね」と声をかけられたときにどっと悲しみがあふれてきました.それから今までに何度涙を流したかわかりません.予想外だっただけに悲しみも強く,悔いもありました.
おやさまが現身をお隠しになられた日でもある春季大祭の翌日の出直し,祭典日ではありませんでしたが,どちらも祭典が終わってからの出直しですし,祖母とはわずか5時間半ほどしか変わりません.仲がよかった夫婦だっただけに,何かつながりを感じるところがありました.祖母はいつも心配して溺愛していた山口の娘の教会で出直し,祖父は初代会長として長年つとめた教会に帰ってきての出直しと,それぞれ思いにかなった出直しのご守護をいただけたのではないかと思わせていただき,とてもありがたく思いました.
(つづく)
⇒
初代会長の出直し(2)⇒
初代会長の出直し(3)
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まおさん、お祖父さん、ご苦労様でした。