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初代会長の出直し(1)遷霊祭は翌28日,告別式は29日に決まりました.
祖父には孫が14人います.長女であるおばの教会に5人,長男である父の教会に5人,次男であるおじの教会に4人と全部で14人です.父の葬儀のときも祖母の葬儀のときも14人揃ったことはありませんでしたが,今回はじめて孫14人が全員そろいました.それに加えて長兄が結婚しているのでその嫁さんと,おじの長女が結婚しているので旦那さんと息子が2人,総勢18人の若者が集まりました.
27日~28日は祖父の部屋をのぞく度に「おじ~いちゃん」と声をかけていました.今回教会にいる間,祖父が「おば~あちゃん」とか「おか~あさん」と呼ぶことがあったので,私たちもそれを真似て祖父を「おじ~いちゃん」と呼んでいたのでした.ついちょっと前のことですが,それらが妙に懐かしく感じられました.2度と取り戻せない時間・・・しかし,それは同時に2度と失われない時間でもあります.
28日午後4時,納棺のときがやってきました.皆で顔や手を拭いてあげて孫たちで祖父を棺に入れてあげました.自然と頬を流れる涙が余計に悲しみを誘いました.
6時より遷霊祭,祖父のことを考えるだけで泣きそうでした.祖父の兄弟も何人か来てくれました.
昨年8月にお墓参りに行った際に会った祖父の長兄も来ていました.あのとき「兄貴より先に逝くんじゃねーぞ」と言われていましたが,祖父は先に出直してしまいました.昨年のお墓参りの出来事が懐かしいです.
玉串をあげ終わったあとは,私は会長と教会の玄関口で玉串をあげてくださる人にひたすら挨拶をしていました.あらかた片付いた後,残った人たち(ほとんど親戚,信者さん数人)でまた祖父の棺の前で食事をしました.孫が14人いるとさすがに賑やかですね.上は30歳,下は19歳です.男が11人,女が3人.結婚しているのはまだ2人.先が楽しみです.祖父が生きている間にこうして集まれるとよかったのでしょうが,その機会はありませんでした.皮肉なもので弔事でもないとなかなか全員は揃いません.
私もずっと神殿で皆と談じ合っていたかったのですが,告別式の親族代表の弔辞を考えねばならず途中で退席し,文面を考えていました.終えたらまた参加しようと思っていたのですが,そのままパソコンの前で寝てしまったらしく,起きると3時前でした.よし,飲むぞ!と思って神殿に行くともう皆寝るところで私も断念して寝ました・・・.かなり残念でした.
(つづく)
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初代会長の出直し(3)
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まおさん、お疲れが出ませんように…