お道と臨床と~心づくりのたね~

お道(天理教)と臨床心理学の視点を含めて,まおという人間が考える日々の通り方や考え方について綴っています.日記風なこともわりとあります.

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ほめること 

ほめることは大事なことです.ほめることは相手のことを認めること,「相手のしたこと,言ったことに対して」「その人がしたこと,言ったこととして認める」というところからはじまります.

例えば,小さな子どもが片付けを一人でやったら,大人はほめますよね.「すごいねー」「エライねー」「よくできたねー」というような声かけができるでしょう.ところが,ライバルが成功を収めたとき,心から喜んでほめることができる人はどれくらいいるでしょうか.表面的には,「すごいやんか」「おめでとう」と声をかけていても,心底そう思って声をかけられる人は意外と多くないかもしれません.それは相手のことを認められなくなっているからだと思います.「その人が」という視点がここでは大事なのですが,その人が今まで取り組んでた課題に対して成果を出したのなら,それは本質的には,あるいは絶対評価的には喜ばしいことなのです.その人がしたこととして喜んでほめてあげればいいのです.しかし,人はそこで相対的な評価を入れてしまうことがあるのです.「自分にはできないのに・・・」「うちの子はまだなのに・・・」と.賞賛に値する相手の行いに対して,素直にほめることができないとしたら,そこには絶対評価を相対評価にしてしまった個人的感情が背後に潜んでいると言っていいでしょう.

自分が相手を素直にほめられないときがあったら,そこには相手を「にくい」と思う感情があったり,相手に「うらみ」を感じてしまったり,自分と比較して「はらだち」を感じていたり,自分の優勢が危うくなるのを心配する「こうまん」さがあったりと,お道の言葉で言えば八つのほこりにもつながる気持ちが潜んでいる可能性があるのです.そういう気持ちに気付くことができたとき,人は自分自身の気持ちを改め,さらなる心の成長の機会を得たことになるのです.

相手をほめられないとき,何でかな?と考えてみてください.ほめることの原点は「相手のしたこと,言ったことに対して」「その人がしたこと,言ったこととして認める」ことです.自分がどうであるかは関係ないのです.これができないと難癖をつけたり,皮肉を言ったり,あげ足をとりたくなります.

ちなみに「相手のこと」を超えて「自分のこと」のように喜べる人は,もう1つ上の次元に達していると考えていいでしょうか.お道で目指す生き方は人が喜ぶ姿を見て共に喜ばせていただく通り方ですから,なかなか難しい通り方ですね.日々心がけたいものです.
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私は根が猿なので褒められると調子にのってしまいますww
[ 2008/02/20 07:08 ] [ 編集 ]
私もほめられて伸びるタイプです.はなまるさんと一緒ですかね.
[ 2008/02/23 22:33 ] [ 編集 ]
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