プロトタイプですが,職場のデイケアのスタッフ何人かに見てもらいました.
なかなか評判がよく嬉しかったです.特に私の1つ下のスタッフが感動して涙してくれましてそれが何よりありがたかったです.祖父をまったくといっていいほど知らないのに在りし日の祖父の姿を見て心を動かされたことが私にとってはありがたく嬉しく思いました.
人は生かされているときのみならず,姿を隠してもなお人の心を動かすということを改めて実感しました.それは写真だったり手紙だったり映像だったり思い出話や逸話だったりと様々です.生身の身体はなくとも,ひとりの人間のいのちは形を変えて宿り,他者の人生の様々な局面で感動を与えてくれるのだと思いました.
祖父は私の心の中では今なお私にメッセージを送り続けてくれています.父も祖母も同様です.私がそのチャンネルに合わせなければ気づくことはないのに不思議と親々の思いは私の心に届き人生の道しるべとなってくれる気がします.その道を歩んでいくことが私の進むべき道なのかもしれません.姿なくとも残された思い,こぼさず運んでいきたいと思いました.
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おじいさん