私たちは生活する中で,先の展開や予定を色々イメージしながら日々を送っていることと思いますが,どのように成っていくのかをイメージするときに,よい未来をイメージできるかどうかは重要です.なぜならばイメージしていないことは意図的に引き起こすことが困難だからです.
たとえば,ある日の私ですが,「仕事を終えたら,帰りに日供の神餞物を買って帰ろう,そして帰宅後は夕食をとって,ジョギングと筋トレをしてとりだめしてあるビデオを見て寝よう」という素晴らしい未来をお昼の段階でイメージしていたとします.そういう予定,展開をイメージしているのですから,予想外の偶発的な出来事がない限りはそのように過ごすでしょう.
反対に,「今日も家に帰って特にやることもなくTVをダラダラ見て寝るんだろうな」というイメージしか持てないと,他に何も未来イメージがないわけですから,きっとその通りダラダラ過ごして寝ることでしょう.
帰りに買い物をしていくとか,外食していくとか,帰宅後は読書をするとか,家族と談話するとか,散歩に出るとか,人間の行動レベルで見れば,行動の選択はたくさんあるはずなのに,なぜそのような選択をすることなしに予定通り,展開通りの行動をとるのか.それは単純明快でして,それ以外の選択を頭にイメージしていないからだと思います.もし,イメージしていれば,複数のオプションの中から選択するわけですから,そのような行動に出る可能性もあります.
この頭に抱くイメージが,1つしかないと人はその行動しかとれずに終わってしまうことが多いかと思いますが,イメージの段階で複数の展開をイメージしておくとそれだけ行動の選択肢が広がります.たくさんのイメージを抱くことはたくさんの行動の実行可能性を生むということです.この際にはできればよい展開をたくさん描くようにすると,よい行動を選択できる可能性が高くなってよりいいのではないかと思います.そして,よい行動の選択肢が広がるということは,よい気分や感情を引き出す可能性も高くなるということでもあります.
ですから,タイトルに述べたように,よい未来イメージはよい未来を生むのです.よく考えると,喜べば喜びの理がまわり,案じれば案じの理がまわる,というのと似ていますね.ということは,お道を信仰している方にはごく自然なことですね.