fc2ブログ

お道と臨床と~心づくりのたね~

お道(天理教)と臨床心理学の視点を含めて,まおという人間が考える日々の通り方や考え方について綴っています.日記風なこともわりとあります.

心は自由  

宮崎先生のお話の中に「心は自由(じゅうよう)」という話がありました.そのことから考えたことを綴ります.

私たち人間,身体は神様からお借りしていますが,心は自由をお与えいただいております.時として身体は自由がきかずとも心は何時も自由です.どんなことでも自身の受け止め方ひとつで喜びにも悲しみにもいかようにも変わります.

しかし,私たちの心は自由であるといっても,その自由さの中でだいたい決まった考え方,感じ方をしていくもので,知らず知らずのうちにそのパターンが,その人の癖として定着していきます.それは広く見れば性格という言葉に置き換えられるかもしれません.両親から受け継いだ傾向や育った環境,出会った価値観の取り込みにより,それらは形成されていきます.形成された性格の一面に癖もあります.

嫌気がさして癖をとりたいと思っても,これらの癖は一度定式化してしまうと変えていくのには勇気もいりますし,時間も必要ですし,本当に変わっていいのかな?という戸惑いや迷いがあることもしばしばでしょう.それももっともです.その考え方で今までの人生を歩んできたのですから.

しかしながら,その癖は変えないと同じことの繰り返しになることもあります.それもまたもっともなことかもしれません.同じような出来事に対して同じ癖で対処していては同じ結果になることは目に見えています.そんなときは,自分の心を変えていく必要があります.人は環境や他者の中で生きています.環境や他者を変えることができれば,自分の癖が出ることなく生活していくことも可能でしょうが,残念ながら環境や他者を変えることはできません.なぜって,環境や他者がそのようにあるのは,親神様によって私たち個人がその環境や他者をして自分自身を変化させる機会を与えられているからだと思います.

そのことを理解しているかどうかにかかわらず,やはり人は環境や他者を変えることはできないということを経験的に知っているので(あるいは知っていくので),結局は自分自身を変える努力をしなくてはならないということに気がついていきます.他者を変えようと頑張っている人も見かけますが,果たしてうまくいっているでしょうか.表面的にはうまくいっているように見えるかもしれませんが,陰では周囲から不平不満があったり,信頼されていなかったりと内実は円満にはいっていないことが多いのではないでしょうか.ワンマン社長などが典型例です.

一方,周りを変えようとするのではなく,自分自身の心の持ち方を変えると,不思議と環境や他者が変わってくることがあります.これが神様のお働きであり,同時に本人の努力の成果であると思います.ここでいう本人の努力とは,本人が意識しているかどうかにかかわらず,神様の子どもにかける思いに足る本人の心の持ち方や行いを指すでしょうか.

人は,適応のために自由を与えられている心に自らの努力で変化を与えることができるということです.せっかく心の自由を与えていただいているのですから,嫌な癖は取り除き,人を喜ばすことのできる心の遣い方をしたいものですね.


未読の方は以下を閲覧ください.
「おかげさま」のストーリーから喜びが生まれる
関連記事
スポンサーサイト



コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する
FC2カウンター
最近記事とコメント
気軽にコメントください.
全ての記事+過去ログ

2015年 12月 【4件】
2015年 10月 【2件】
2015年 09月 【2件】
2015年 08月 【3件】
2015年 07月 【2件】
2015年 06月 【1件】
2015年 05月 【1件】
2015年 04月 【2件】
2015年 03月 【4件】
2015年 02月 【1件】
2015年 01月 【3件】
2014年 12月 【3件】
2014年 11月 【1件】
2014年 10月 【3件】
2014年 09月 【2件】
2014年 08月 【2件】
2014年 07月 【1件】
2014年 06月 【1件】
2014年 05月 【3件】
2014年 04月 【2件】
2014年 03月 【2件】
2014年 02月 【3件】
2014年 01月 【2件】
2013年 12月 【3件】
2013年 11月 【2件】
2013年 10月 【1件】
2013年 09月 【2件】
2013年 08月 【3件】
2013年 07月 【2件】
2013年 06月 【2件】
2013年 05月 【4件】
2013年 04月 【4件】
2013年 03月 【2件】
2013年 02月 【1件】
2013年 01月 【5件】
2012年 12月 【3件】
2012年 11月 【3件】
2012年 10月 【3件】
2012年 09月 【2件】
2012年 08月 【5件】
2012年 07月 【4件】
2012年 06月 【2件】
2012年 05月 【4件】
2012年 04月 【6件】
2012年 03月 【9件】
2012年 02月 【9件】
2012年 01月 【12件】
2011年 12月 【15件】
2011年 11月 【10件】
2011年 10月 【13件】
2011年 09月 【10件】
2011年 08月 【12件】
2011年 07月 【14件】
2011年 06月 【12件】
2011年 05月 【17件】
2011年 04月 【38件】
2011年 03月 【41件】
2011年 02月 【42件】
2011年 01月 【20件】
2010年 12月 【18件】
2010年 11月 【15件】
2010年 10月 【12件】
2010年 09月 【14件】
2010年 08月 【11件】
2010年 07月 【11件】
2010年 06月 【14件】
2010年 05月 【21件】
2010年 04月 【14件】
2010年 03月 【19件】
2010年 02月 【16件】
2010年 01月 【15件】
2009年 12月 【16件】
2009年 11月 【16件】
2009年 10月 【15件】
2009年 09月 【19件】
2009年 08月 【17件】
2009年 07月 【15件】
2009年 06月 【18件】
2009年 05月 【20件】
2009年 04月 【17件】
2009年 03月 【15件】
2009年 02月 【14件】
2009年 01月 【23件】
2008年 12月 【22件】
2008年 11月 【16件】
2008年 10月 【23件】
2008年 09月 【22件】
2008年 08月 【20件】
2008年 07月 【28件】
2008年 06月 【23件】
2008年 05月 【20件】
2008年 04月 【30件】
2008年 03月 【28件】
2008年 02月 【26件】
2008年 01月 【27件】
2007年 12月 【24件】
2007年 11月 【27件】
2007年 10月 【34件】
2007年 09月 【28件】
2007年 08月 【31件】
2007年 07月 【30件】
2007年 06月 【30件】
2007年 05月 【33件】
2007年 04月 【35件】
2007年 03月 【45件】
2007年 02月 【37件】
2007年 01月 【39件】
2006年 12月 【36件】
2006年 11月 【27件】
2006年 10月 【37件】
2006年 09月 【24件】
2006年 08月 【20件】
2006年 07月 【16件】
2006年 06月 【21件】
2006年 05月 【13件】
2006年 04月 【6件】
2006年 02月 【5件】
2006年 01月 【6件】
2005年 12月 【9件】
2005年 11月 【5件】
2005年 07月 【1件】
2005年 06月 【2件】
2005年 03月 【2件】
2005年 02月 【4件】
2005年 01月 【12件】
2004年 12月 【9件】

FC2カウンター
現在の閲覧者数:
無料カウンター