昨日今日とロールシャッハ・テストの研修に行ってきました.
一昨年の秋より,基礎講座,解釈講座「統合失調症」「うつ病」「人格障害」と定期的に受講してきました.
基礎講座のときはまだ非常勤でしたので自腹で研修費を払っていましたが,解釈講座から業務に必要なこととして病院で研修費を出してもらっています.とてつもなくありがたく,心から感謝しています.
専門領域はとにかく研修費がかかります.特に臨床心理は現場での実地研修だけではとても足りません.各種研修を受講する必要がありますし,スーパーヴィジョンといって上級者に自分のケースへの関わりについて指導してもらうということも定期的にしていかなければなりません.さらに国家資格でないので,資格更新があります.5年に1度の更新のために研修ポイントを溜めねばなりません.これらすべてに対してお金がかかります.なので,病院で多少なりとも研修費をまかなってもらえるのはとてもありがたいのです.
心理職の現状などもそのうち軽く触れたいと思います.
ロールシャッハ・テストについては詳しく触れませんが,被検者の多くの情報をもたらしてくれるテストです.職員にもたまにロールシャッハ・テストやってほしいと頼まれることがあります.時間がないのでやりませんが・・・興味がある人はけっこう多いようですよ.
ちなみに病院で患者として受ける場合,保険診療で450点のテストなので4500×30%=1350円になります.費用対効果を職員という立場で考えるとそんなものかという感じですが,患者としての立場になると安い金額ではないですよね.
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