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お道と臨床と~心づくりのたね~

お道(天理教)と臨床心理学の視点を含めて,まおという人間が考える日々の通り方や考え方について綴っています.日記風なこともわりとあります.

教会へ通うということ 

所属の教会が遠いので・・・」九つここまで

何ヶ月か前の記事になりますが,かんぞ~さんのブログからの引用です.

「普段、所属の教会が遠くて行けない人は、近くの教会に気兼ねなくどんどん参拝したらいいと思うのです。それを理が違うとか違わんとかいうことをいったいだれが決めるのでしょう。私は堂々と参拝したらいいと思う。…(中略)…
 ですから、もし親が遠くに居ても、子供として親を思う気持ちがあれば、毎日行くことはもちろん、毎月行くこともできないかもしれない。しかしながらなんらかの方法で、毎日行きたい、毎月運びたいという気持ちを、その教会につなぐ、心を通わせるという方法は、いくらでもあると思うのです。郵便もあれば電話もある。だから私は決して、近くの教会へ参るということは、理が違うわけでもなければ、間違っているとは思わんので、やはり寂しくて近くに知った人がいれば、お茶を飲みに出かけるように、日々頼りない気持ちを勇気づけていただくために近くの教会に参らせてもらうということは、どんどんやったらよいと思います」

【立教152年1月1日号『天理時報』三代真柱様お言葉】


私もそう思います.前真柱様のお話とズレるかもしれませんが,遠くてにおいのかかった教会に通えなかったり,においがけをした教会の方が丹精する時間や意欲がなかったり,人間ですから気が合わないこともあるでしょう.せっかくお道という素晴らしい教えに出会ったのに,そのような理由でお道から遠ざかってしまっている人も多いのではないかと思います.それよりはどこか近くに気兼ねなく心の落ち着ける教会があれば,参拝に行ってお道とつながり続けることの方がよっぽどいいと私も思います.今現在うちの教会に参拝に来られている方の中には元々はほかでにおいのかかった方が何人もおられます.

信仰において大事なことは個人が神様とつながっていくことだと思います.教会は日々の参拝やおつとめでほこりを払い,神様に感謝を伝え成人させていただく,その媒介の1つであると私は思います.ですから,その人がどこかの教会に通うことで信仰を続けていくことができるのであれば,それはいいことであるというのが今の私の考えです.それに今のお道の現状として,教会によってかなり雰囲気や教えの伝え方が違うので,最初の教会で合わなくても,何箇所目かで自分に合った教会にめぐり合うかもしれません.それもまた縁だと私は思います.

また,教内に知り合いができれば,その教会を訪ねてみたいと思うのも自然なことですから,大いに行き来してたすけあったらいいと思います.それを仮にいちいち許可が必要だったり,堂々と参拝できなかったりするのであれば(ないとは思いますが),何のための教会だろうという疑問を私は感じざるを得ません.あくまでも個人と神様を信仰を通してつなげ,陽気ぐらしのできる人材を育てさせていただくのが教会の役目なのだろうと私は思います.

あ,でもうちで育った兄弟が他の教会に参拝に行ってうちに来なくなったら悲しいですので意外とこの問題は難しいですね.
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